第5回 ノルウェー読書会 延期のお知らせ『太陽の東 月の西』

5th ノルウェー読書会 延期のお知らせ 1月13日に京都府に発令された緊急事態宣言を受け、1月30日に開催予定の第5回ノルウェー読書会を延期いたします。 参加申し込みを頂いたみなさま、参加ご希望のみなさまには大変申し訳ございません。 改めて開催…

第4回 『北欧の幸せな社会のつくり方 − 10代からの政治と選挙』読書会ノート

第4回 ノルウェー読書会 『北欧の幸せな社会のつくり方 − 10代からの政治と選挙』 (あぶみあさき著、かもがわ出版、2020年) ん? 選挙って楽しそう! そっか、幸せな社会ってこうやってつくるんだ 第4回の読書会では、社会系の新刊を取り上げました。草の…

第4回 ノルウェー読書会のお知らせ『北欧の幸せな社会のつくり方 − 10代からの政治と選挙』

4th ノルウェー読書会のお知らせです。 第4回ノルウェー読書会は、あぶみあさき『北欧の幸せな社会のつくり方‐10代からの政治と選挙』(かもがわ出版、2020)をとりあげます。 著者はノルウェー在住の日本人ジャーナリスト・写真家。 小学生から高校生まで…

第3回 『ヴィクトリア』読書会ノート

第3回 ノルウェー読書会 『ヴィクトリア』 (クヌート・ハムスン作、冨原眞弓訳、岩波文庫、2015年) ハムスンの「もっとも美しい恋愛小説」 9月の読書会では、ノルウェー人作家クヌート・ハムスンの『ヴィクトリア』を読みました。まず出てきたのが、「ヴィ…

第3回 ノルウェー読書会のお知らせ『ヴィクトリア』

3rd ノルウェー読書会のお知らせです。 読書会の第3回目はクヌート・ハムスン『ヴィクトリア』(岩波文庫 2015)です。のちにノーベル賞作家となるハムスンの1890年代、新ロマン主義時代を代表する作品。 なぜ、こんなにすれ違うの?!幼馴染の二人が再会した…

コラム:“家”を出た女性たち

『市民しんぶん』No655(京都市、1996年11月1日)「心のカギ:シリーズ人権」 「“家”を出た女性たち」 上掛利博(京都府立大学女子短期大学部教授) 「あたしたち結婚して8年になるわね。変じゃない、これが最初だなんて、あたしたち二人、あなたとわたし、…

コラム:シーモン・フレム・デーヴォル『大人になったら失われてしまうもの』

『市民しんぶん』No.733(京都市、2003年5月1日)「心のカギ:シリーズ人権」 「血縁を超えた人間関係への着目」 上掛利博(京都府立大学教授) ノルウェーの新聞『アフテンポステン』の土曜版に、「何でも話そう」という子どもたちの投書欄がある。1982年か…

第2回 『あかちゃんはどうやってつくられるの?』読書会ノート

第2回 ノルウェー読書会 『あかちゃんはどうやってつくられるの?』 (アンナ・フィスケ作、さわきちはる訳、河出書房新社、2019年) 楽しくまじめに性について親子で語り合える本 「パパとママはどうして結婚したの?」「ぼく・わたしはどうやって生まれた…

第2回 『あかちゃんはどうやってつくられるの?』読書会ノート

新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、5月より延期していた「2nd ノルウェー読書会」を昨日(7/4)開催しました。 第2回目は、スウェーデン生まれオスロ在住のイラストレーター、アンナ・フィスケ作『あかちゃんはどうやってつくられるの?』(2019年、河出…

書評: 佐伯一麦『マイ シーズンズ』

書評:佐伯一麦(かずみ)著『マイ シーズンズ』 (幻冬舎、2001年4月、270頁) 「ノルウェーの刺繍芸術との出会い」 『協う』第66号、くらしと協同の研究所、2001年8月 上掛利博(京都府立大学 福祉社会学部 助教授) この本は、ノルウェーの染織芸術家ビヨル…

ノルウェー大使館のTwitterで、7月4日(土)のノルウェー読書会をご案内いただきました。お申し込みはノルウェー読書会 norwaybooks@gmail.com まで。みなさんのご参加をお待ちしています! 【ノルウェー読書会 7/4】一冊の本について自由に語り合う会 in …

第2回 ノルウェー読書会のお知らせ 『あかちゃんはどうやってつくられるの?』

2nd ノルウェー読書会のお知らせをいたします。読書会の第2作目は、スウェーデン出身のイラストレーターで作家のアンナ・フィスケ著『あかちゃんはどうやってつくられるの?』(河出書房新社 2019)。ユーモラスで温かなこの絵本なら、楽しくまじめに性につ…

第1回 『薪を焚く』 読書会ノート

第1回 ノルウェー読書会『薪を焚く』(ラーシュ・ミッティング、晶文社、2019年) 日常の仕事で元気になる老人の人生が味わえる本 2013年にNRK(ノルウェー放送協会)が「薪の夕べ」という12時間の生番組を放送しました。そのうち8時間は薪が燃える映像のみ…

第1回 『薪を焚く』読書会メモ

2020年春、京都でノルウェー・北欧に関心のある3人が集まって、読書会を始めることにしました。初回に取り上げたのはノルウェー人作家ラーシュ・ミッティング著『薪を焚く』(2019 晶文社)。司書の方、薪ストーブユーザーのご夫婦、薪ストーブ屋さんなど7名…